デスクワークでおすすめしたい安いパソコンの選び方
パソコンを職場で使いたいけど、あまりお金をかけたくないし、どのパソコンが仕事に向いているのか具体的には分からないですよね。ここでは、仕事で使える安いおすすめパソコンを要点を絞って紹介しています。
スマホ中毒でも理解できる、デスクワークでおすすめしたい安いパソコンの選び方を紹介しているページです。
パソコンを職場で使いたいけど、あまりお金をかけたくないし、どのパソコンが仕事に向いているのか具体的には分からないですよね。ここでは、仕事で使える安いおすすめパソコンを要点を絞って紹介しています。
仕事で重宝する安いおすすめパソコンをポイントを押さえて紹介しています。
事務作業で使用するパソコンは、比較的安いものでも事足りることが多くあります。事務作業においては、エクセルが使えたりデータ入力が快適に行えることが重要です。またレジェメ作成も主な作業の1つですから、これも含めてパソコン選びをすることになります。
重視されるのは処理能力やグラフィック性能よりも、作業で使用するメインメモリの量です。処理能力を左右するCPUはミドルでも問題ありませんが、メインメモリは容量が少ないと不足が生じて体感速度に影響します。操作の度にワンテンポ遅れたり、全体的に重く感じられてストレスが溜まりますから、最低でも8GB以上のメインメモリを搭載するパソコンを選びたいところです。欲を言えば16GB以上ですが、そこは予算との相談となります。
一方、ストレージはHDDでも構いませんが、SSDの方が体感速度は速く快適です。容量の目安は使い方にもよりますが、250GB以上はあった方が良いでしょう。OSはセキュリティを考慮してWindows10、それからOffice付属の製品が狙い目です。メインメモリの容量を重視すれば、型落ちや下の価格帯の製品を選んでも、十分に事務作業に使えるものが手に入ります。中古も選択肢に加えられますが、実はあまりお得感はありませんし、保証のことを考慮すると新品がベストです。
プログラム開発で使用するパソコンは、メインメモリだけでなくCPUにもこだわりたいところです。プログラミングでは、コードを書いたり画像、音声といった素材を扱うこともあるので、メインメモリは多ければ多いほど良いです。開発環境が要求するスペックにもよりますが、最低ラインは16GB以上となるでしょう。勿論、8GBでも開発環境は使えるでしょうが、あまり余裕はないのでプログラミングの内容次第では動作が遅くなります。プログラマーにとって、やはり思考を邪魔しない快適性は重要ですから、体感速度に影響するメインメモリは妥協しないのが得策です。
処理速度に影響するCPUは、開発環境におけるコードのエラーチェックやコンパイル、デバッグ作業に関わるのでこちらも重要な要素です。狙い目はミドル以上のコア数が多いタイプで、型落ちのパソコンなら4コア以上、最新モデルを狙うなら6コア以上をおすすめします。周波数は高い方が快適ですから、安いパソコンといっても、予算が許す範囲内でできるだけ高性能なものを選びましょう。
それと、プログラミングでは画面の縦方向の面積が作業効率を左右しますから、ディスプレイはなるべく大きくて横に対し縦方向に広いものが理想的です。結局のところはどこを重視するかなので、動作が遅くても許容できるのであれば、CPUのランクを下げてコスト削減が図れます。
グラフィック制作に向いているパソコンはグラフィックデザイナーとイラストレーターにおすすめです。具体的には、クリエイター向けで販売が行われている全体的な性能が高めの製品が向いています。グラフィックデザイナーやイラストレーターが本格的に作業をするなら、メインメモリは16GB以上、CPUはミドルハイ以上のパソコンが有力です。作品をたくさん保存しておくために、ストレージ容量は500GB以上は欲しいです。予算が許すならSSD、予算が限られていて少しでも安い方が良いならHDD搭載モデルを選びましょう。
グラフィック制作といっても3Dを利用しないなら、グラフィック性能に関してはそこそこでOKです。グラフィックはミドルクラスで十分ですが、高解像度の編集を行うのであれば、グラフィックメモリは4GBを推奨します。CPUにグラフィック機能が内蔵されるパソコンは、価格の安さだけは優れていますが、安いなりに性能は落ちるので体感にも影響してきます。そのため、メインメモリを無駄に消費されない意味でも、グラフィック機能はCPU内蔵ではない方が無難です。
手作業で手描きをするイラストレーターだと、いわゆるタブレットタイプの製品も有力候補になるでしょう。グラフィック制作だからといって、グラフィック性能一辺倒だとアンバランスですから、全体的に見てコストの配分を行うことが大切です。
動画制作や音楽制作で使用するパソコンはハイスペックが求められるので、制作環境を考慮して少しでも安いパソコンを選ぶことがポイントとなります。動画クリエイターは、容量の大きい動画素材を扱うことになるので、ストレージは最低でも1TBは必要です。可能であれば、OSとは別に動画編集専用のHDDを搭載する構成が望ましいです。OS用のストレージはSSDを選ぶことで、サクサクと気持ち良く作業できるはずです。
ただし、高解像度の動画素材は、CPU性能が作業効率と快適性に大きく影響するので気をつけましょう。CPUのコア数はできるだけ多く、8コア以上あると切り貼りもエフェクトも快適になります。このストレージの容量とコア数は、音楽クリエイターにとってもパソコン選びの重要点です。近年は、本物の楽器を高音質で録音したソフトウェア音源が充実していますから、あれもこれも導入するとすぐに容量がいっぱいになります。
そしてファイルの転送速度が発音の安定性に直結するので、処理に負担が掛かっても一定以上の速度が保てるストレージが不可欠です。演奏や再生のリアルタイム性が求められる音楽制作では、音源素材を保存するストレージもSSDの方が適しています。しかし、SSDは容量あたりの単価が高めですから、速度を取って容量を減らすか、速度は諦めて使い方を工夫するか選択に迫られるでしょう。
ゲーム開発で使用するパソコンには、プログラミングやグラフィック制作など、複数の用途に対応する性能が欠かせないです。ゲームクリエイターは仕事の内容にもよりますが、プログラムを修正しては動作を確認して、その繰り返しでゲームを作り上げていくのが基本です。つまり、基本的にはプログラマーの使う開発環境が動く性能が必要で、更に作業効率を高めるスペックがある方が望ましいわけです。
安いパソコンといっても、どこまで削るかは予算次第ですが、あまり削れる余地がないのも本当のところです。CPUは6コアか8コア以上、メインメモリは16GB以上あった方が使いやすいでしょう。グラフィックはミドルハイ以上が理想的ですが、ここは開発するゲームが求めるスペックによります。ただ、ゲームクリエイターは開発環境を動かしながら、同時に他の作業を行うこともあるので、スペックは余裕を持たせて選んだ方が後々安心です。ストレージ容量はそれほど大きくなくても大丈夫でしょうが、500GB以上あった方が良いのは確かです。
ゲームクリエイターの開発環境では、共有するサーバーでデータが管理されることが多いので、個々のパソコンのストレージ容量は重視されない傾向です。それだけに、安いパソコンを求める場合は、ここがコスト削減のポイントとなるでしょう。製品スペックとプラスアルファの性能で絞り込むと、選択候補や用途に最適な選ぶべき製品が見えてきます。