パソコンの型番に合ったPCパーツを見つける方法
故障して自分で修理する場合においてパソコンの型番に合ったパーツ選びは非常に重要です。故障や修理の際は、全く同じパーツか、もしくは互換品を購入するにしても型番に対応したパーツを選ばなければ問題が解消されません。ここでは、パソコンの型番に合ったPCパーツを見つける方法を紹介しています。
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故障して自分で修理する場合においてパソコンの型番に合ったパーツ選びは非常に重要です。故障や修理の際は、全く同じパーツか、もしくは互換品を購入するにしても型番に対応したパーツを選ばなければ問題が解消されません。ここでは、パソコンの型番に合ったPCパーツを見つける方法を紹介しています。
修理のために故障したパソコンの型番に合ったPCパーツを見つける方法を紹介しています。
お手持ちのパソコンをバージョンアップさせる際のポイントですが、最初に確認すべき場所がマザーボードです。記載されている型番を確認して、さらに仕様表を見ることで対応しているRAMやCPUの製品群が分かります。確認方法は主に3つあり、最も早い手段がPCの商品名から調べる方法です。取扱説明書に記載されているものから調べて、製造メーカーの公式ホームページの対応表と照合するだけです。調べても分からなければ、メーカーの窓口に問い合わせて教えてもらっても良いでしょう。
デスクトップであれば、本体ケースの蓋を開けて確認することもできます。大抵のモデルは目立つ場所に記載されているため、部屋を明るくして確認すれば良いです。もしCPUの上にあるクーラーなどで見づらい場合は、コマンド入力などの管理機能を用いて調べることもできます。デスクトップの左下にあるスタートボタンをクリックし、表示された画面の検索フォームにcmdと入力して、検索結果に表示されたプロンプトを右クリックし、管理者として実行のコマンドを選びます。さらにコマンドプロンプトの画面にてシステムインフォと入力すれば、マザーボードの必要な情報が出てくるという仕組みです。なおハードとOSが統一されている会社の製品については、公式ページにてシリアルナンバーを入力すれば出てきます。
マザーボードの製造会社と型番が分かったら、メーカーの公式ページにアクセスしましょう。対応CPUや、テストを実施して基準をクリアしたメモリなどのパーツリストが掲載されています。スペック表を照合して分かることは対応しているCPUやメモリのスロット数、拡張スロットの数とその種類です。またUSBポートの数やバージョン・電圧、付属している端子の種類なども判別可能です。
まずCPUの交換を行う際には、製品情報ページの対応リストを表示させて性能を比較・検討しましょう。リストに存在する製品であれば、ソケットに関する問題がなく、動作可能であるため予算と目的に見合った製品を選べば良いです。次にメモリの交換の際においても製品詳細ページに記載されている、テストを合格したメモリを選びます。
もしリストに掲載されていない製品が欲しい場合は、搭載できるメモリ容量の最大値を確認しておくと良いです。加えてメモリの形状やスロットの数、1つのスロットにつき可能なメモリの最大容量も一緒に確認しておきましょう。
メモリの型番がよく分からない場合は、現在装着されているメモリを見れば大丈夫です。DDRとPCという文字列以降に記されている数字と同じものであれば使用可能であるため、あとは任意の容量のものを選べば良いだけです。ただしその場合、メモリの1枚あたりの最大容量もしっかりと把握しておく必要があります。合計の最大容量の範囲内であっても、1枚あたりの容量を超えていた場合は搭載ができないため注意してください。
CPUのハードウェア情報を表示してくれる無料ソフト「CPU-Z」の項目にて、マザーボードのチップセットを確認することができます。チップセットは、CPUとメモリやグラフィックボードなど他のパーツ類とデータのやり取りをする際に必要なパーツです。パーツ同士の橋渡しを行うための箇所と覚えておくと良いでしょう。近年マザーボードの設計は変わりつつあり、CPUとメモリや、グラフィックボードの橋渡しが必要でない場合があります。直接やり取りを行うためであり、一部の光学ドライブを除いては変更されていることが多いです。
以前まではCPUやメモリを交換する際に、チップセットの確認も必要でした。しかし現在は、さほど必要ではないものの、チップセットを調べるメリットもあります。チップセットを調べることで、マザーボードが対応しているCPUのソケット形状やメモリの種類が大まかに分かるという利点です。ただ、現在はマザーボードの型番を検索すれば、そういった対応情報が出てくるため、そこまで必要性のあるポイントではありません。