動作が遅くなったPCを高速化させるおすすめの方法
パソコンを使っていると何となく処理速度が遅くなったなど、このように感じた経験を持つ人は多いのではないでしょうか。一般的に、ハードディスク内のデータ量が増えるとアクセスに時間を要して遅くなることもありますし、CPUなど高温になると遅くなることもあります。いずれも一次的なもので故障などではありません。しかし、頻繁に遅くなるなどの場合は故障しているのではないか、修理が必要かもしれないなどパソコンの初心者は考えがちです。ここでは、動作が遅くなったPCを高速化させるおすすめの方法を紹介しています。
動作が遅くなったPCを高速化させるおすすめの方法
動作が遅くなったPCを高速化させるおすすめの方法を紹介しています。
パソコン動作が重い状態ならデフラグを実行させて高速化
使用しているうちに動作が遅くなってしまったパソコンは、いくつかの方法で高速化できる可能性があります。断片化したデータの整理もその一つとなっており、この方法はデフラグと呼ばれています。デフラグはドライブのツールから実行可能で、Windows10の場合は、タスクバーからエクスプローラーをクリック、ナビゲーションウィンドウからPCを選択し、高速化したいドライブを選びます。ドライブの最適化とデフラグを選んだら、あとはデフラグツールの実行に任せましょう。パソコンが故障してしまった場合は修理が必要ですが、動作が重い状態なら自力で高速化を目指すことも可能です。まずはデフラグなどの方法を試してみることをおすすめします。
PC内の不要なソフトとキャッシュを削除して高速化
動作が遅くなったパソコンを修理せずに高速化させるおすすめの方法は一つです。それはとにかくパソコンを軽くすることです。動作が遅いということはスペックの限界に近づいている証拠なので、人間で言うと重いリュックサックを背負って歩いているようなものです。なので不要なものは捨てて、動きやすくする必要があります。パソコンを長期間使用しているとキャッシュがたまります。このキャッシュを削除するだけで動作はサクサクになります。使わなくなったソフトを削除し、パソコンの中を整理整頓するのも効果的です。使わないものを削除すれば動作は高速化できます。パソコンを軽くしても駄目な場合は、故障している可能性が高いので、その場合は諦めて修理に出しましょう。
不要なプログラムの削除とメモリの増設などで高速化
パソコンは長期間使用していると、動作が遅くなることがあります。その理由はアプリが増えたり、もしくは不要なデータが増大していると言うことが考えられます。アプリが増えると、起動時にそれぞれのアプリを起動するため、CPUの負荷が増大することになります。またハードディスクの中に情報が増えると、これらが点在しアクセス速度が極端に低下すると言う場合もあります。そして、ハードディスクの老朽化により記録できる場所が少なくなり、そのアクセスに時間がかかっていると言うことも考えられます。パソコンの動作が遅くなる原因は、メモリにもあります。メモリの空き容量が不足していたり、常駐ソフトウェアがメモリの空き容量を圧迫していると動作が遅くなります。パソコンを高速化させるおすすめの方法は、スタートアップアプリをアンインストールする、増えた常駐プログラムを削除したり、Windows10の視覚効果を無効にする、HDDから不要なファイルを削除したり、メモリの交換および増設などが効果的です。
ハードディスクのクリーンアップを実行して高速化
パソコンの動作が遅くなった場合、故障だと感じてすぐに修理に出す事も多いのですが、その前に行うべきことがあります。これは不要な情報を削除することです。ハードディスクのクリーンアップを実行したり、また不要な情報を消去することで高速化の実現が可能な場合も少なくありません。特にハードディスクはデータ量が増えるとディスクの中でデータが点在することも多く、そのためにアクセス時間が増大することも多いものです、クリーンアップや正規化を行うことで、HDDを速くアクセスする事が出来るのでおすすめの方法です。
外付けにデータ移行、不要な常駐アプリの停止で高速化
パソコンの動作が遅いときは高速化する方法を試してみましょう。まず、容量が大きいフォルダを移動することがおすすめです。パソコンのHDDやSSDに全てのデータを保存している場合は、外付けHDDや外付けSSDにデータを移行させることを検討してみてください。次に常駐アプリケーションの動きを止めることもおすすめです。バックグラウンドでアプリが動いていることで遅くなっている可能性があるため、不要なものは無効にすると良いでしょう。他には動作が軽いソフトを利用するという方法もあります。ソフト自体の問題で動作が遅いケースもあり、別のブラウザやソフトに変えるとアッサリ解決してしまうケースも多いことを知っておきましょう。故障であれば修理が必要ですが、様々な理由から動作が遅くなっている可能性が高いため、先に高速化を試してみるべきだと言えます。
