自作PCのパーツ選びで初心者が気を付けたいこと|ハッカーデミア

スマホ中毒でも理解できる、自作PCのパーツ選びで初心者が気を付けたいことを紹介しているページです。

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自作PCのパーツ選びで初心者が気を付けたいこと

自作PCのパーツ選びで初心者が気を付けたいこと
初心者がPCを自作するという場合、PCパーツの選び方を知っておく必要があります。最初は何から選んだら良いのかよく分からないこともあるでしょう。パーツの相性によっては初期不良などが発生する可能性もあるので注意が必要です。ここでは、自作PCのパーツ選びで初心者が気を付けたいことを紹介しています。

初心者が気を付けたい自作PCのパーツ選び

自作PCのパーツ選びで初心者が気を付けたいこと

自作PCのパーツを選ぶ時に初心者が気を付けなければならないことを紹介しています。

まずはGPUの有無を決めてからCPUを決める

まずはGPUの有無を決めてからCPUを決める
自作PCにはさまざまなパーツが必要となりますが、まずはGPUの有無を決めてからCPUを決めるようにしましょう。GPUの主な役割は映像を画面に映すというものです。ですが、グラフィックの出力機能はCPUも持っている場合が多いため、GPUは必ずしも必要というわけではありません。GPUが必要かどうかはPCの用途によって異なりますが、CPUに内蔵GPUがない場合は必ず付ける必要があります。この場合だとGPUを付けないと画面が表示されなくなるので注意しましょう。

また、ゲームや動画編集など、CPUに処理させるよりGPUの方が効率的な場合も付けるのがおすすめです。なぜ先にGPUを決めるのかということですが、CPUの性能によってはGPUの性能が上手く発揮されない場合があるためです。逆にGPUがCPUの性能を落としてしまうということはありません。GPUの選び方として、どのくらいの快適さを求めるのかということが挙げられます。基本的には性能が高いものほど処理速度がアップしますし、ソフトの処理が早く終わるようになるのです。

GPUが必要な場合、GPUの性能に合ったCPUを選ぶようにしましょう。GPUが不要な場合はPCの用途によってCPUを選ぶのがおすすめです。ソフトに推奨スペックが書いてあるため、それ以上のCPUを選べば問題ありません。

CPUが付けられる規格にあったマザーボードを選ぶ

CPUが付けられる規格にあったマザーボードを選ぶ
マザーボードは、パーツを載せる基盤のことであり、PCが安定して動作するために重要となります。まずは、CPUが付けられる規格のマザーボードを選びましょう。マザーボードとCPUのソケットが異なる場合、PCが動かなくなってしまいます。マザーボードには大きさで分類した規格があります。小さいものはメモリのスロットが少ないこともありますが、普通にPCを使うだけならあまり気にしなくて良いでしょう。

使いたいソフトの推奨スペックのRAMやメモリをチェック

使いたいソフトの推奨スペックのRAMやメモリをチェック
メモリは、ソフトを実行する際に必要なデータを一時的に置いておく場所のことです。使いたいソフトに推奨スペックが書かれているため、その中のRAMやメモリという項目をチェックしてみましょう。メモリは1本でも問題ないですが、2本以上のセットになっているものがおすすめです。そうした方が1秒間に転送するデータ量が増えるということです。また、メモリの形式や世代についても確認しておくべきです。現在主流となっているのはDDR4ですが、マザーボードによってはDDR3に対応している場合もあります。

データを長期保存するHDDとSSDのストレージの違いを知る

データを長期保存するHDDとSSDのストレージの違いを知る
ストレージというのはデータを長期保存しておく場所のことを言います。画像や音楽、ソフトなどのデータを保存するために必要なパーツです。ストレージは大きく分けてHDDとSSDという2つの種類があります。この2つの違いはデータの読み書きの速度と価格となっています。HDDは読み書きの速度が遅くて値段は安いですが、SSDは読み書きの速度は速くて価格は高いです。

パーツの電力を計算し2倍の容量になる電源ユニットを選ぶ

パーツの電力を計算し2倍の容量になる電源ユニットを選ぶ
PCの電源ユニットは交流の電気を直流に変換するという役割があります。今まで選んだパーツの電力を計算し、その2倍の容量になる電源ユニットを選びましょう。それによって電力交換効率が最も高くなるということです。PCの消費電力の計算と聞くと難しそうに感じるかもしれません。しかし、インターネットで調べれば簡単に計算することができます。また、電源コードには電源本体に固定されているタイプと取り外しのできるタイプがあります。どちらを選んでも大丈夫ですが、使わないコードを外しておきたいなら取り外しできるタイプが良いでしょう。

CPUクーラーを付けてCPUの発熱温度の上昇を抑える

CPUクーラーを付けてCPUの発熱温度の上昇を抑える
CPUクーラーも自作PCに欠かせないPCパーツです。CPUというのは多くの計算処理をすると発熱してしまいます。温度が高くなりすぎると性能を抑えて温度を下げることもありますし、PCが強制終了してしまうこともあります。このような状態を防ぐために、CPUクーラーを付けて温度の上昇を抑えることがポイントです。CPUクーラーには空冷と簡易水冷、本格水冷という3つのタイプがあります。冷却性能は一般的に水冷の方が高いとされています。

しかし、ラジエータが小さいと空冷の方が効果的なこともあります。そこで簡易水冷を選ぶ場合、ラジエーターのサイズが240mm以上になっているものにしましょう。初心者が自作PCを作成する場合、本格水冷はハードルが高くなります。そのため本格水冷で作りたいという場合、実際に作ったことがある人からアドバイスを受けると良いでしょう。

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