自作パソコンはどんなユーザーにおすすめなのか?
ただ、そのこだわりというのは、人によって異なります。詳しい解説をしていくために、エンドユーザー(パソコンを使う人)のレベルを使い方に応じてライトユーザー、ミドルユーザー、ヘビーユーザーという区分けをしてみましょう。ここでは、自作パソコンが、どんなユーザーにおすすめなのかを紹介しています。
スマホ中毒でも理解できる、自作パソコンはどんなユーザーにおすすめなのか?を紹介しているページです。
ただ、そのこだわりというのは、人によって異なります。詳しい解説をしていくために、エンドユーザー(パソコンを使う人)のレベルを使い方に応じてライトユーザー、ミドルユーザー、ヘビーユーザーという区分けをしてみましょう。ここでは、自作パソコンが、どんなユーザーにおすすめなのかを紹介しています。
ライトユーザー、ミドルユーザー、ヘビーユーザー別に自作パソコンについて紹介しています。
もちろん、あまりに性能が低すぎると処理が追いつかずにフリーズしてしまいますから、そこに気をつけてギリギリまで性能を落とせば部品代を安くできます。また、OSを安売りしている店で購入し、ソフトウェアは有償ではなく無償のものにしておけば、その費用も削れます。こうして必要最低限の機能に絞り込むことで、今まで既製品であれば10万円、あるいは、それ以上の支払いをしていたものが数万円で済みます。
あと、こだわりが増えるミドルユーザーともなれば、より細かいカスタマイズができる点がおすすめできます。騒音が気になる人ならば、ケースやファンを静音性の高い製品に変えてみたり、いくつものディスプレイで市場の動きを見るデイトレーダー専用の環境を整えることもできます。そういったカスタマイズをする喜びを学んでいけば、知識や技術が上達することでしょう。
ライトユーザーからすれば、多少のことなら我慢すればいいと思うかも知れませんが、ヘビーユーザーにとっては、その遅れが致命的な結果になる可能性があります。たとえば近年になって盛んになっているeスポーツをするときに、コンマ1秒の遅延が勝敗を左右します。勝つことが目的のeスポーツのプレイヤーにとっては、ほんの少しでも自分が不利になることは許容できないことです。
ということで、ヘビーユーザーは最新の技術を搭載した高性能な部品を組み込んで、重い処理も軽くこなせるようにカスタマイズを続けていきます。既製品であれば、やはりまるごと買い替えることになるので、そういった細かいカスタマイズがしにくい事を考えると自作パソコンは最適です。なお、ヘビーユーザーの場合は、使う部品の価格がかなり高いのでライトユーザーやミドルユーザーのように費用を抑えられるというメリットはないです。
他にもヘビーユーザーであれば、プログラミングができる人にはおすすめです。そういう人の中には、OSやインストールするソフトウェアも組める人がいます。ですから、ハードだけでなくソフトも一から自分の好きなように作ってみると良いでしょう。そうすると作る楽しさを得られるだけでなく、世の中にあふれる製品の仕組みを理解できるというメリットがあります。さらに、そうやって知識や技術を高めていけば、システムエンジニアであれば、より難しい仕事に挑戦できます。そうして他のシステムエンジニアとの差別化を図れたら大きな仕事を任されるようになり、高い収入を得るのも夢ではありません。もちろん、そういうレベルの技術者になるのは簡単なことではありませんが、地道に腕を磨きたいならばうってつけの方法です。