GeForceシリーズでおすすめのグラボの選び方
いまではパソコンは生活必需品に位置するマシンとなりました。インターネットで活用するサービスは多様なジャンルとなり、それぞれに見合ったPCが欲しいところです。オンラインゲームであれば、自作PCという自分でカスタマイズをするものが理想的な製品になります。この場合、映像再現を行うためのグラボも自身で買うことになります。定評のあるGeForceシリーズのグラボがおすすめですが、選び方が分からないと自作PCで失敗してしまいます。ここでは、GeForceシリーズでおすすめのグラボの選び方を紹介しています。
GeForceシリーズでおすすめのグラボの選び方
GeForceシリーズのグラボ選びで失敗しないおすすめの選び方を紹介しています。
ゲームソフトの必須スペックよりも1ランク上を選択
GeForceは、数あるグラボの中でも、その優秀な性能が高く評価され、ゲームを快適に動作させるだけでなく、暗号資産のマイニングにも利用されている人気商品です。自作PCを作る際に必須のグラボですが、選び方としておすすめなのが、ゲームソフトが要求する必須スペックよりも1ランク上のモデルを選択することです。丁度良いスペックの場合、その時点では快適に動作しますが、将来的にアップデートや新機能の追加があった場合、あるいは、さらに高度な演算処理を求める別のタイトルをプレイした場合に、それよりも上のスペックが要求されることがあります。そんな時に毎回グラボを交換するのも手間がかかるため、初めから1ランク上のモデルを選ぶのがおすすめです。
自作PCの用途と予算からグラボ選びを決めていく
パフォーマンスが高い自作PCづくりを検討している人は、NVIDIAのGeForceをグラボの選択肢に入れていることでしょう。GeForceにも数多くの種類があり、価格帯にも幅があります。自作PCが初めてでない人でも迷うと思いますが、おすすめの選び方は、自作PCの用途と予算から決めていく方法です。まず、ぜいたくな予算があり、どんな高性能なゲームとアプリケーションでも走らせたいならば、GeForceのRTX3090がおすすめです。18万円ほどしますが、圧倒的な高性能でストレスなく遊べるでしょう。そこまで出せず、他のパーツとのバランスを考えるならRTX3070やRTX3080がおすすめです。十分な高性能ですから、ゲームが重くてイライラすることは、ほとんどないはずです。低予算ながらグラボ搭載の自作PCがほしいという人は、RTX3050が無難です。一昔前なら、うらやましがられた8GBのグラボが3万円ほどで買えます。
高性能なゲームを楽しみたいならRTX30シリーズのグラボ
自作PCで高性能なゲームを楽しみたいなら、グラボはGeForceのRTX30シリーズがおすすめです。RTX30シリーズは、ゲーマーとクリエイターに向けて製造されたグラボで、最新技術が搭載されています。対戦ゲームの遅延を測定し削減する技術も搭載していて、対応ディスプレイやマウスを用意する必要があるものの、FPSや格闘ゲームのプレイヤーには革新的な機能です。配信もしながらゲームプレイをするプレイヤーにも、GeForceのRTX30シリーズはおすすめです。ライブ配信用のエンコーダーを搭載しているので、スムーズかつ高品質な配信を実現できます。目的に合わせた選び方をすれば、満足できる性能の自作PCが完成するでしょう。
グラボの型式をよく確認してゲームスペックに見合うものを選ぶ
自作PCでゲーミングPCを作る時に、GeForceは非常に高い人気を誇っています。グラボの選び方について何を選んだらいいのか分からない人も少なくありません。基本的に遊ぶゲームの種類により、おすすめする物が変わってきます。自分が普段遊んでいるゲームのホームページに、ある程度のスペックが書かれているため、参考にして選ぶことが最も安全な選び方です。GeForceでも型式により、高性能な映像を特徴とする物との相性がいい物、そこそこの物と相性がいい物に分かれます。RTXシリーズは高性能、GTXシリーズはそこそこの物との相性がいいです。型式をよく確認して、自分の普段遊んでいるゲームのスペックに見合うものを選ぶことが大切といえます。
光の映り込み処理に対応できる120fpsや180fpsのグラボを選ぶ
GeForceは、グラフィック処理が優れたゲーミングPCと言うイメージがあり、特に光の映り込みなどをリアルに再現することができることから、非常に臨場感のあるゲームを楽しむことができるものとなっています。このGeForceに適合するおすすめのグラボは、特に、この光の映り込み処理に対応できる高速のものが搭載されていることが重要です。一般的にゲーミングPCのグラボは、60fps程度が適していると言われていますが、これは、標準的なCPUの性能に見合ったものとなっており、光の映り込みなど高精細な処理を行う事は難しい場合が少なくありません。自作PCでGeForceを選ぶ場合には、さらに上位の120fpsや180fpsのグラボを使用することが、効果的な選び方となります。
自作PCの利用目的に合わせたGeForceのモデルを選択する
グラボのGeForceには、エントリーモデルからハイエンドまで様々な種類が提供されており、コスト面や性能面から選ぶことができます。自作PCに搭載する際には、利用目的に合わせたモデルを選択するのがおすすめです。ゲームを快適に利用するための選び方で大きな要素となるのが、光線などを追跡し、ある地点で観測される像をシミュレートするレイトレーシングの有無で、最低でもRX20シリーズが必要です。レイトレーシング対応のゲームソフトとグラボがあれば、高度な演算によりシミュレーションが行われ、リアルで高精細な画像が楽しめます。一方、動画のエンコードにGeForceのCUDA(GPU向けの汎用並列コンピューティングプラットフォーム)を使用したい場合には、CUDAコアの数が多いほど処理の速度が速くなるのに加えて、出力された動画の画質を高めるBフレームを利用したい場合には、Turing以降のコアを搭載したモデルが必要です。
各会社ごとの特徴を理解した上でGeForceのグラボを選ぶ
自作PCを組み立てる上で、ゲームやマルチ画面での作業をスムーズに行うために活躍するパーツが「グラフィックボード」です。ゲーミングPCで搭載されることが多いのが、「GeForceシリーズ」です。ただグラボの種類が多く初心者などは、どれを選べばいいのか悩んでしまいがちです。そこでGeForceシリーズでおすすめのグラボの選び方は、エイスース(ASUS)やエムエスアイ(MSI)、ゾタック(ZOTAC)など各会社ごとの特徴を理解した上で選ぶことが重要になります。特におすすめなのが「エイスース(ASUS)GeForceRTX2080Tiビデオカード」で、RTXモデルの中でも性能がよく、高性能なゲームを快適に楽しみたいという方に向いています。IP5Xの防塵性能を備えているので、ファンに埃(ほこり)が入りにくくお手入れの回数を減らすことができますし、大きめのファンは効率の良い排熱することが可能です。
フレームレートの意味と効果を理解し最適なグラボを選ぶ
GeForceは、とにかくグラフィックスが美しいと言うイメージがあり、そのためロールプレイングなどに非常に適したゲーミングPCに最適なものとなっています。特に一般的なゲーミングPCでは、あまり意識されない様々な光の反射や映り込みなどを効果的に表現できるため、ロールプレイングや最適な表現を求める場合、非常に効果的なものとなっているのが特徴です。その機能を実現するグラボは、フレームレートの高いものがおすすめです。フレームレートが低いと、細かな表現をしようとしたときにグラフィックがざわついてしまい、きれいに表示することができません。自作PCの場合には、フレームレートの意味と効果を十分に理解し、最適なグラボを選ぶことが良い選び方となっています。