自作パソコンの組み立てで必要不可欠なパーツの特集|ハッカーデミア

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自作パソコンの組み立てで必要不可欠なパーツの特集

自作パソコンの組み立てで必要不可欠なパーツの特集
自作パソコンのメリットは自分の好きなパーツを、構成が許す限り自由に組み込めることです。コストパフォーマンスを重視してコンセプトモデルを組み立ててもいいですし、完成品よりも安い値段で機能重視のパソコンを追求することも出来ます。ここでは、自作パソコンの組み立てで必要不可欠なパーツを紹介しています。

自作パソコンの組み立てで必要不可欠なパーツの特集

自作パソコンの組み立てで必要不可欠なパーツの特集

自作パソコンを作るうえで欠かせないPCパーツのことを初心者のために紹介しています。

パソコンのメイン演算を担当するCPU

パソコンのメイン演算を担当するCPU
話題のパーツ同士を組み上げて、クロック数やTDPの高いモデルを実現することは、自作派にとっても大変喜ばしいことです。パソコンのメイン演算を担当する部分はCPUであり、現在主流なのは、IntelのCore iシリーズと、AMDのRyzenシリーズになります。過去にはIntelのシェアが高い時期が続き、AMDは二番手のイメージが否めませんでした。しかし価格に対する性能を追求した結果、現在ではAMDの方がコア数やスレッド数が高くありながら、価格を抑えるなどの戦略によりシェアの割合を伸ばしてきています。

元々グラボに強いメーカーだったので、RyzenシリーズにAMDのグラボを組み合わせた構成は、自作パソコンのみならずBTOパソコンや市販品でもトレンドになっているのです。コストパフォーマンスに優れながら、価格が控えめなことがユーザーに受け入れられております。Intelも巻き返しの攻勢を強めており、コア数やスレッド数の増加と共に、高性能なパーツを次々にリリースしているのです。

CPUが処理するデータを一時的に保存するメモリ

CPUが処理するデータを一時的に保存するメモリ
自作パソコンを作るには、様々なパーツを用意する必要がありますが、メモリもその中の一つです。メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保存しておくためのパーツで、容量が大きいほど処理速度が向上します。そのため、容量が大きいものほどPC操作が快適になりますが、OSにWindows10を選択するのであれば最低でも8GB以上を搭載しましょう。

また、メモリには、デスクトップPC用のDIMMとノートPC用のSO-DIMMという2種類のサイズがあります。自作パソコンを作る場合は、基本的にDIMMを選択することになりますが、マザーボードにはSO-DIMMにしか対応していないものもあるので注意が必要です。加えて、メモリには、DDR、DDR2、DDR3、DDR4という規格があります。2021年時点で主流となっているのはDDR4ですが、これらの規格には互換性がありません。例えば、DDR3に対応したマザーボードにDDR4のメモリを使用することはできないので注意しましょう。

なお、メモリは様々なメーカーから販売されていますが、中には製造メーカーが不明なノーブランド品も存在します。ノーブランド品は、ブランド品よりも価格が安いものの品質に問題があるケースがあるので、基本的にはブランド品を選択することをおすすめします

アプリやソフトウェアのデータ記録用のHDD/SSD

アプリやソフトウェアのデータ記録用のHDD/SSD
HDDをデータの記録用に内蔵して、作業などのアプリやソフトウェアはSSD領域にインストールするなど、目的とメリットを明確にしながらパーツを逆算してゆけば、作業性が充実したパソコンになります。気を付けたいのが、マザーボードやHDDやSSDには世代があり、端子もSATAやIDEやSASなどの規格があることです。接続端子を変換するケーブルもありますが、ボトルネックになって作業スピードが下がるためにおすすめ出来ません。専用の端子を使い、規格に合った接続方法で組み上げることがベストになります

SCSIなどは、かつてのパソコンではお馴染みの端子であり、光学ドライブなどを導入するために必須の規格でした。現在は光学ドライブを内蔵せずにUSB端子で各種の機能を取り組むインターフェイスが主流のため、古い機能を使わなければ導入する必要性がありません。目的に応じて構成を変更してゆきましょう。自作パソコンならばSSDの追加も容易であり、容量を増やしたい場合には最大限まで増設することが可能です。BTOに比べて安価に増設が出来ます。

299W以下から900W以上まである電源ユニット

299W以下から900W以上まである電源ユニット
パソコンに欠かせないパーツには様々なものがありますが、電源ユニットを適当に選んでしまうと他のパーツの故障につながる恐れがあるので注意が必要です。電源ユニットには、299W以下のものから900W以上のものまで幅広い容量のものがありますが、電源ユニット選びは、まず自作パソコンを構成する全パーツの消費電力を知ることから始める必要があります

インターネット上には、パソコンを構成する各パーツを入力すると消費電力の合計値を計算してくれるサイトがあるので、その結果を電源ユニット選びの基準にしましょう。なお、電源ユニットの容量は、必要となる消費電力の2倍ほどが目安とされていますが、一般的なパーツ構成でパソコンを自作する場合は、400Wから499Wもしくは500Wから599Wのモデルで十分なはずです。

ただし、パーツ構成によっては300Wから399Wでも問題ないケースもありますし、600Wから699Wのモデルを選ぶ必要があることもあるでしょう。また、PCパーツの中でも消費電力が大きいのがグラフィックボードです。そのため、搭載するグラフィックボードの性能によっては、700Wから799Wのモデルや800Wから899Wのモデルを選ぶ必要がありますし、場合によっては900W以上でなければいけない可能性もあります。

パソコンの熱を冷やす冷却パーツ・ファン

パソコンの熱を冷やす冷却パーツ・ファン
快適な自作パソコンを作るうえで欠かせないのが冷却パーツになりますが、その種類は実に様々で多種多様に存在しているのはご存じでしょうか。そこで、今回は冷却パーツやファンの種類について詳しく紹介していくと共に、そのアイテムの特徴などもしっかりと説明していきます。

まず始めに、水冷システムとして大活躍してくれるファンですが、一番人気が高くて多く使用されているのがCPUファンになるでしょう。厚みの薄い製品が多いことや、サイズ展開も豊富にあるので自分にぴったりの商品が見つかりやすい点も魅力の一つになります。また、自作パソコンを強化したい際にケースファンを使用したり、性能をアップさせたいのであればグラフィックカードファンを使うことも良いでしょう。

最近、パソコンが直ぐに熱を持ってしまうと感じていたり、故障するのではないかと心配するような状態であれば、特殊なヒートシンクや冷却システムを導入するのも一つの手です。特にヒートシンクは放熱・吸熱を可能にした機械になるので、きっと放熱効果が高まってパソコン全体を快適にしてくれると思います。さらに、PCグリルやシリコングリスのような潤滑油を活用したり、設置が簡単なサーマルパッドを使うこともおすすめです

パソコン本体を格納するために必要なPCケース

パソコン本体を格納するために必要なPCケース
PCケースの形状の特徴は、フルタワーというものであれば、高さ25cm・横幅15cmのものを指します。一般的なデスクトップスタイルのもので、ケースの値段は、約4000円が相場です。ミドルタワーは、国内メーカー製の端末に採用されている小さなもので、内部にファンが組み込まれているのが特徴です。横置きにすることもでき、机に置いておくのに良いサイズでしょう。ミニタワーはとてもスリムで、横幅が約10cm以下の端末になるのがポイントです。無線LANアダプタは内部ではなく外付けにするのが特徴で、設置をする時は横にする事もできます。

小型で且つキューブ状の形体をしているのがマイクロタワーというものです。2010年頃に販売され、自作パソコンを構築する方の間で高い人気となっています。外付けアダプタを使用すれば液晶画面の裏側に取り付けることもでき、非常に小型で置く場所を選びません。以上のPCケースを用意すれば、自作パソコンを組み立てることが可能です。

パソコンを構成するために必要なマザーボード

パソコンを構成するために必要なマザーボード
マザーボードとは、コンピューターなどで利用される電子装置を構成するために大切な電子回路基板のことです。ATXは、主にフルタワーやミドルタワーなどの大型のパソコンに向いているものになり、主流のフォームファクタになります。ミドルレンジからハイエンドモデルにも対応しています。

Micro-ATXは、ATXよりも一回り小さい規格になり、省スペースデスクトップやミニタワーなどに使用されいるものになります。自作パソコンでは、ローエンド設計からミドルレンジ用に向いています。Flex-ATXは、キューブ型・ブックシェルフ型のパソコンに適しているものになります。

Extended-ATXは、基盤のサイズが大きめになり、305mm×330mmの大きさです。メモリの容量が大きいといった特徴があります。XL-ATXは、ATXを横長にしたような規格になります。Mini-ITXは、主流とされている規格の中で小さい規格です。Pico-ITXは、Mini-ITXよりも小さな規格になりマザーボードのサイズは、100mm×72mmになります。一般的に自作パソコンを作成する場合は、ATXやMicro-ATX・Mini-ITXが適しています。

映像を表示させるために必要なグラフィックボード

映像を表示させるために必要なグラフィックボード
グラフィックボードのグラフィックプロセッサーが旧式であったり、ハードなどパソコン周辺のインターフェイスが上手く連結されないと、キレイな画像で動画を楽しむことができません。今の動画の画素数なども高くなっており、旧式のAGPをPCIと呼ばれるPCI-Expressに交換するだけでもキレイな動画が実現できたり、ビデオメモリ容量を大きくすることが可能になります。

またグラフィックボードの頭脳とされるグラフィックプロセッサーを交換してみるのも良いでしょう。GPUには大きく二社があります。その一つがNVIDIA社の開発しているGPUは、NVIDIAGeForceで描画スピードが速く、万人向けと言えます。アフターサービスも手厚いと評価が高い製品です。もう一社がAMD社のRADEONというブランドのGPUです。描写能力にたけていると定評があります。自作パソコンを作る人は、こうしたグラフィックボードやGPUにこだわり、いくつか比較して作成していくとよいです。

選び方次第で音質そのものが変わるサウンドカード

選び方次第で音質そのものが変わるサウンドカード
音にこだわりを持つ人は、サウンドカードをPCIスロットに装備する傾向が強いのですが、サウンドカードは、音質を左右するもので、どのようなサウンドカードを選ぶのかで音そのものが変わります。そのため、どのようなジャンルの音楽を楽しみたいのか、これをお店のスタッフさんに伝えることで好みのサウンドカードを見つけて自作パソコンを組み立てることができます。

ディスクにデータを書き込むための光学式ドライブ

ディスクにデータを書き込むための光学式ドライブ
自作パソコンを作るときに欠かせないのが光学式ドライブですが、これにも種類があり、まずコンボドライブはCD/DVDなどに対応しているパソコン用の光学式ドライブの通称で、CDの読み込みと書き込みが出来て価格も安いです。ただ、対応しているディスクがブルーレイを除いたディスクの再生用に向いています。

スーパーコンボドライブはコンボドライブに対応するディスクとDVD+RとDVD+RWの書き込み機能が追加されたもので、メリットはDVDへの書き込みが出来ることです。ただDVD-RやDVD-RWには書き込みが出来ないのが難点です。マルチドライブはDVDの書き込みが可能で、対応できるディスクが多いですが、他の2種と比べて価格は高いです。内蔵型だと割と安価で買えます。

選ぶときの基本は用途にあわせてブルーレイ再生がしたいならそれに対応した型、CD/DVDなどの書き込みならマルチドライブなどといって、再生だけならコンボドライブでもいいです。ブルーレイだと価格にも差があり、使わないディスクに対応しているタイプを選んでも高額になるだけで意味がありません。CPUの性能も足りてないと上手く焼けないこともあるので注意です。

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